10月20日&21日

一月半ぶりのL>Dは同行する友人のいつも通りのLINEから始まった。バスで行くんとちゃうんかったんかい。

そんな私は東京駅で時間を持て余して日本酒の試飲などした。長野のミッションは日本酒買って帰ることでもあるのだが、静岡や長野とはまた異なり、旅行感覚も強い遠征が始まった。5都市目、長野。去年の11月ぶりのビッグハットである。


長野に着き、すでに観光している友人と落ち合う。今回のツアーは長野だけという彼女とは3年ほどの付き合いだ。

荷物を軽くし、軽くワインを嗜んでから会場に向かう。バスチケット売り場のお姉さんが優しい笑顔で送り出してくれる。友人の最近の推し事などを聞きながら、ビッグハットへ向かった。

ビッグハットは昨年、R66のツアーで来た会場だった。センターステージとは異なるエンドステージの構成は、ひとりのアーティストのライブツアーであれば仕方ないのかもしれないな。5会場目にしてそんなことを思った。


いつものオープニングに、隣の友人が「三代目み…」と呟く。まぁ確かにこういった演出は三代目でもあるけど、などと思いながら、推しが天使になったイントロがなければLIGHTのターンは始まらないのでこの映像も必要なんだよなぁなどと返す。そして私はこのイントロが好きなのである。宗教は物語だと思えば興味がある。

階段を駆け上がり見せたステージ上の姿に会場が湧く。久しぶりの現場にわたしも奮い立った。

ビジュアルの話を挟むと、土曜日は黒髪短めの髪を片側に寄せたいつものやつ、日曜日は切ったからないと思っていたちょんまげであった。誰がないなんて言った?と言われそうだが、あの長さでよくまとめたな?!と思わざるを得ない。


名古屋ぶりの参戦で変わったところといえばTHROWBACKイントロでびびなでぃとのダンスが増えてた?増えてたよね?あれは広島から?長野から?とりあえずチェアーでギャル3人がいる…みたいな時間が短くなっていた気がする。

ビビの新しいヘアスタイルも良い。彼女が踊るたびに揺れ動くエクステが、より華やかさを演出するようだ。君はSo Sexy~でビビがパフォーマンスするのもすごく好きだ。

踊る姿に隣の友人が笑いながら言う「めっちゃ動く」。わたしもそう思う。

長野は彼自身ひと月ぶりのライブだからだろうか、すごく楽しそうに歌い踊っていたのが印象的だった。


着替えてからの衣装に変化はないが、サングラスがラウンドだった。ティアドロップ?ラウンド?とりあえずオーバルではなかった。メガネ推しの友人に向けて記録しておく。

相変わらずサングラスを外した時と、スクリーンに抜かれた笑顔に歓声があがる。わかる。わかるよ。

長野はそんなお顔だけではなく、下から舐めるように胸部アップが増えていた…誰だよコンテ変えたの…仕事ができすぎるでしょ。

日曜日はそれがモニターで見えたのか、シャツの身頃を整える回数が多かった気がする。鍛えすぎでしょ…アンダーとの差何センチあるの。図らずも日曜日は現地在住の友人も交えそんな話を昼時にしていた所だった。

Diamond Danceはいい顔して歌うんだよなぁ~いつも伸びやかで、音域が合ってるんだろうと思う訳だが、長野の会場にも合っていたのか伸びやかに軽やかに歌っているように思えた。

あんな歌詞のように、あんな顔して誰かを想って歌うことが幸せなのなら喜ばしいことだなぁって、見るたび思う。推しの幸せを願う。幸せであってほしいと願う。願うだけではなくて、今この時の彼はここにしかいないから、あの時行けばよかったと後悔したくないからここにいる、そんなことを思ったりしていた。

 

ONE DAYについては、土曜日は横アリに次ぐくらいだっただろうか。後方なので多少スピーカー補正もあるかもしれないが。日曜日は土曜日に比べると少し前半の揺れが気になったかなと。

コーラスの紹介で日曜日はDavidのお名前間違えたりもした。その後のMCで間違っちゃった、焦った、Davidごめんね~って言う様があまりにもかわいい。幼稚園児かよ。


ここのMCは土日でそれぞれ異なっていた。

土曜日はなんだかご機嫌で、曲終わりにふぅ~~♪とするのだが、客席からも真似する声が聞こえたのか2回くらい暗闇で繰り返していた。そしてそのまま自分ではははっと笑っていた。頭抱えるくらいかわいい。

今日が初めてと言う人~?と訪ねてからの、長野で行われた彼の相方の初日について。「長野といえば、あれですよね、臣の初日ですよね」「そっちも行った人~?」「多いな笑」「いやいや、ありがとうございます」

なんて、そんなことを言っていただろうか。

「アコースティックなので、ゆっくり座って聞いてください」もなんだか噛み噛みで言い直していた気がする。

日曜日は土曜日の歓声を受けて、「男性のお客さん多く感じる」みたいなことを少し。煽っておいて「いっぺんに言われると何言ってるかわかんない」って言うの投げっぱなしもいいところである。いつものことだけど。斜め後ろの男の子、登場からの冒頭で見惚れたのか棒立ちだったりしてたよ。わかるよ情報量おおいよね。近いしね。

Between~後のMCは土曜日はいつも通り、昔出会った方に教えてもらってインナー向けで歌った話。問題は日曜だ。

 

「間奏あるじゃないですか。間奏。間奏があるんですけど、そこで、音楽っていいな~って思ってたら寝そうになりました。セーフでしたけどね、へへっ」

ど こ が セ ー フ な ん や

聞いててならまだしも歌ってる間奏で寝そうになるって何wwwあまりのことにさすがに声を上げて笑わざるを得なかった。あまりにもかわいくて隣の友人の肩に額を押し付けた。

こんな話をしてたからIsleyとの出会いの話とかまるでなかった。Cracksも曲タイ言っただけでスタート。土曜日は曲タイ言わなかったような気もするけど、渋谷のタワレコで買ってもらった話とか、その人は今LDHで一緒に仕事してるとか、インナー向けで歌ったのは言ってたけど、CracksをJ-WAVEで歌った話とか、ごそっとまるっと抜け落ちていた。

CracksからのRadioはやっぱりまだ泣くなぁ。

斜め後ろの男の子も目頭をタオルで抑えていた。わかる、わかるよ。泣くよね。


ベースソロから夜明け前へ。日曜日は鼻をすする音がしっかりマイクに入ってしまっていた。土曜日はちゃんとマイク避けてたのに笑

いつも思うんだけど、目を閉じてピアノ弾きながら歌いながらってよくできるな??

土曜日は楽しいこととそうじゃないことの割合は、そうじゃないことの方がもしかしたら多いかもしれない、なんてことを言っていただろうか。彼自身光属性なのに、口にするのはネガティブなことだよなって、温度差に風邪を引きそうになる。


まぁ最も激しい温度差は、ここまでとDarknessの温度差だろうけど。隣の友人に、暗闇の中でペンライトを赤にしながらそんなことを言った。彼女は彼女で、「転換の映像がダニエル監修ならダニエルと解釈が合いすぎる」と顔を覆っていた。せやな。


Darknessも概ね変わらずなので、広島2現場の戦績が抜けたがタンクトップチャレンジの結果を記す。

 

10/20 あと3センチに迫る。まっすぐ下に破けるようになっていた。進歩。二回で引きちぎって捨てる。

10/21 あと3センチが越えられない壁なのか…あとちょっと、あとちょっとなんだけどなぁ!ピッと裾を千切って脱ぐタイミングで右のイヤモニが引っかかって見失ったのか、ぐるぐる回っていた。回った拍子に戻ったようだけど。

 

ほかの友人も概ね同意なのだが、福井は見間違いだったのではないだろうかと思えてくる。円盤収録たぶん大阪だと思うからそれは成功してね…と思ったけど大阪もう今週じゃん。

水の撒き方がもはや飛沫ではなくてドボドボだったが、これも風邪ひきそうだな…なんて思いながら見ていた。水浴びできる日は来るのだろうか。そろそろ秋から冬に入るよ。


メドレーもほぼ変わらず。日曜日はちょんまげ外してサラッサラの黒髪ニアリーセンター分けで出てきてかわいさで目が焼けた。太陽属性の人間を肉眼で見ると目が焼けるんだなって思った…

客席を煽る時の「いくよ!」とか「いい感じ!」とかで、静岡とか名古屋とかで聞こえた「昨日の方がすごかったかも」がなかった。長野楽しかったな。音も良かった。

踊る時も「一緒に!」って煽る時があるのだが、言う時は振り間違いがない仕様だろうか。どこの会場だったか、左右間違ってアワってして隣カンニングしたことがあった。UMPでも何度か見たけどあなたこれ何年踊ってんの笑

でも終わった後のご満悦そうな笑顔と両手のサムズアップで全て許すんだよな~かわいい。


アンコールのドラム煽りは、両日共に突っ伏しからのダンサー陣がめちゃくちゃ煽ってきて、今日1の歓声が上がって、タイミングを逃したかのように笑いながら起き上がってまた煽ってを繰り返していた。永遠にできる。

口開けて舌ペロしながらドラム叩くの無理すぎました()

ペンラの振り方腕で示してて思ったんだけど、あれ表拍で振るの難しくない…??あと、後方だと音と目から入る情報のズレが結構あるなぁと思ったりした。当然のことなのだけど。前方で見ているとスクリーンはそれを加味してエフェクトもあるから少しズラしてるんだと思えたのだけど、だからこそ振る動きのタイミングと耳からの音のタイミングがズレちゃうという事も発生していたりした。

…冷静に何を分析しているのか。全体が動きが揃ってくると嬉しそうにしていた様に見えた。


土曜日、最後の曲前、触れたのは先日旅立ったKiethについてのこと。ああ、今まで通りに見えたけど、やっぱりその話に触れるんだなぁ、と思った。

最後に彼と話をしたのはたわい無い普段通りの会話で、それなのに突然もう二度と会えなくなってしまうなんて…、そんなこと、考えたくもないけど絶対ないなんて言い切れなくて、明日自分が突然いなくなってしまうことになったとしても、ゆくゆくはそういうことが起こり得たとしても、その時あの時ああしていたら良かったなとか思いたくないし、だから後悔のないように居たいと思う。自分の場合は、人のためになることをしたいと思うし、人に優しくいたいと思う。

そんなことを土日を通して言っていた。Kiethの名前を出したのは土曜日だけだったけれど。

そんな想いものせた歌声は、バラードなのにsoulfulで熱量があった。Kiethに届いたかな。

何度か瞼を抑える姿が印象的だった。


人生なんて、何が起こるかわからない。

ある日突然事故に見舞われることもあるかもしれないし、健康診断では見落としてしまう病魔に侵されているかもしれない。移動中の交通機関内で事件に巻き込まれるかもしれないし、天災に見舞われるかもしれない。

明日が確保されているなんて無いのだ。

だからこそ、今日を大事にしたいと思うし、できることを今日中にやるし、悔いなく生きることを日々の目標にしている。

それは自分だけでなく、同じことが推しにも言えることで、明日彼がそこに変わらずいる保証なんてない。あの時ああしていたら、と後悔したく無いから可能な限り今を生きる彼を目に焼き付けたいのだ。同じ時間に生きることを喜びたい。推しが自分と同じ時代に生きているなんて奇跡じゃないか。

自分の人生だからこそ、自分の選択の積み重ねで出来上がるものだからこそ、理由はあれど言い訳は無いと思っている。現場に行けないなんて言い訳だ。こうだから行かない選択をした、が正しい。

自分の人生にcannotは無い。

これは私の座右の銘にしたい言葉でもあるけれど、彼の言葉を受けて改めてそう生きたいと思った。

 


さて、なんだか堅い文章になってしまった。

最後に今回の珍事をいくつか記して備忘録を終えようと思う。

1つめは土曜日の夜、食事をしに向かったお店にて。馬刺しの盛り合わせに添えられたツアータイトルとカブで作られた紅白のロゴに賑やかしく声を上げてしまった。

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特にそんな話もせずビールを頼みお互いの仕事の話をしていたはずなのに、カバンから飛び出たペンライトとマフラータオルでバレバレだったようだ。

スタッフの方々の粋な計らいに感謝を。お料理もお酒も美味しかったです。ありがとうございました。

2つめはこちらのお店に我々が退席した後、スタッフさんが訪れていたらしいこと。去年もツアースタッフと隣席になったりしていたのでそんな気はしていた…

彼も馬肉を食べたのだろうか。

ホテルに泊まった翌朝、ホテルの廊下がやけに騒がしく目が覚めたのだが、SNSを見たら似たような境遇のpostが…。どうやら彼女の向かいの部屋だったよう…。なのでそちらが3つめ。

どうやら福井や静岡に次ぐ珍事に見舞われた様子。

さて、遠征はもう残り少ないから次は何が起こるかなぁ。

しばらく間が空くがほかの現場があるのであっという間に年末が来そうである。